- 前田 英継
ホームページのユーザビリティ
Wix公式ブログというのがあります。
ほぼ毎日、Wixに関する話題であったり、SEOあるいはWebマーケティングであったりと様々な話題やヒントを提供してくれるブログでとても参考になります。
そのWixブログの最近の記事で特に重要かなと思える記事があったので、この場でご紹介させていただきます。
「ホームページのユーザビリティ」という内容の記事です。
簡単に言いますと、ホームページを訪れた人にとっての「使いやすさ」ということになるかと思います。
何と言ってもWixというのはとても優れたツールで、簡単に綺麗なデザインの、そして様々な機能を持ったホームページを作ることができますよね。
しかし、重要なのはそこから先です。
ホームページを作った目的を達成するためには、一人でも多くの方にまずホームページを見てもらい、その上で何らかのアクション(商品の購入であったり、サービスの申し込み、問い合わせなど。)を起こしてもらう必要があります。
この点で重要になってくるのが先程の「ユーザビリティ=使いやすさ」ということになります。
例えば、こんな経験がないでしょうか?
あるサイトを見ていて、とても気に入ったアクセサリーを見つけ、値段もお得なのですぐに買いたくなったんだけど、購入ボタンがどこにあるかゴチャゴチャしていてわからない・・・
あるいは記事を読んでいてもっと詳しく内容を知りたくなり、「詳しく読む」ボタンを押して詳細を読んだはいいものの、元のページに戻れなくなった・・・
こういう時に多くの人々が採る反応は、「面倒だからヤメる」だと思います。
もちろん私自身も間違いなくそうします。
そういうことがないように、ホームページを作る上でのちょっとした配慮だったり、工夫で訪問者にとって使いやすいホームページにすることができるよ・・・というポイントをいくつか紹介しているのがこの記事なんです。
前置きが長くなりましたが、紹介されているポイントは以下の通りです。
⑴テキストの読みやすさに注意する。
確かに、文字があまりにも小さくて読むのが辛くなるサイトもたまにあったりしますね。
一般的には14〜16ピクセル程度の文字の大きさが読みやすいと言われているようです。
またページの背景色と文字の色の関係も大きいですね。目に優しいデザインにしましょう。
⑵サブタイトルを追加する。
サイトタイトルを補足するサブタイトルはやはり重要ですね。ホームページの目的を訪問者にわかりやすく伝える文章をヘッダーなどに追加しましょう。
⑶ロゴにトップページへのリンクを貼る。
メニューに「トップページ」という項目があったとしても、やはり無意識にロゴをクリックしてトップページに戻ろうとする人が多いはずです。訪問者の手間をなくすことは重要です。
⑷ホームページ内のリンクのデザインを統一する。
内部や外部リンクを貼っていることを訪問者に伝える方法としては、一般的にはアンダーラインや文字色の変更があると思います。その方法をホームページ内で統一しましょう。そうでないとリンクに気付かれず、クリックしてもらえないという確率が高くなります。
⑸外部リンクは新しいウィンドウで開く。
外部へのリンクを貼った場合に、リンク先のページを新しいウィンドウで開くようにしましょう。
もちろんこれは人それぞれの操作のしやすさがあるとは思いますが、最近のウェブブラウザはそのほとんどがタブブラウザといって、いくつかのページをタブを選択することで表示させるようになっています。また、同じウィンドウで開いた場合には自分のホームページの表示は消えてしまい、ブラウザの「戻る」をクリックしない限り戻れなくなります。その結果、自分のホームページから離脱される可能性が高くなってしまいますね。
⑹検索バーを追加する。
これは本当にテキスト量が多いホームページの場合には必要かもしれませんね。訪問者が探しているコンテンツを素早く見つけられるように、Wixマーケットでは検索用のアプリも用意されています。

⑺アンカーリンクを使用する。
ホームページの内部にリンクを貼っている場合、リンク先をページで指定するのではなくアンカーで指定することにより、目的とするページ内の特定位置に素早く移動することができます。これも訪問者にとっては、とても親切な機能ですよね。
アンカーはここから追加することができます。

「追加」の「その他」ですね。
またページにアンカーを設置した際には、そのアンカーに名前を設定すると管理しやすくなります。
ここに上げられているポイントは、ホームページの制作に充分慣れていても、うっかり見落としてしまったりすることもあるのではないでしょうか?
私自身もこのユーザビリティをしっかりと意識しながら、さらにホームページを良くしていきたいと思います。
