- 前田 英継
父の日と、松本零士展
今日は父の日でしたね。
私は生まれて間もない頃に父親を亡くしているので、これまでは「父の日」というのは全く無縁でした。
なので妻と結婚して、義理の父ができたのが自分自身の中では大きなことでした。
新潟市江南区にあるUn petit parfum(アン・プティ・パルファン)というケーキ屋さんに併設するカフェ、Lu Copain(ル・コパン)でランチをいただいて、お土産用のプリンを用意します。
新潟県五泉市にある「キムラファーム」さんの卵。その卵黄のみを使用した「バードママの濃厚プリン」です。


これを手土産に、妻の実家に向かいます。
娘を迎える父親の顔は、本当に幸せそうです。
一時間半ほどで今日は失礼し、すぐ近くにある「新潟市新津美術館」に向かいます。
目的は昨日から始まった、「松本零士の世界展」です。
私は子供の頃から絵を描くことと、星を見ることが大好きでした。それに一番の影響を与えているのが松本零士氏の作品ではないかと思っています。
中でも、「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」。今でも小学生だった当時の気持ちが蘇ってきます。

それにしても松本零士氏は、本当に多くの作品を描いていますね。16歳の時に描いた漫画で最初の賞を取っていますから、漫画家としての活動は64年にもなります。
そして、80歳になられた今でも「まだまだ、やりたいことが沢山ある」。
先日このブログで「82歳のアプリ開発者」として、若宮正子さんについてご紹介しましたが、やはり人間、自分で限界を決めたらそこが限界ということでしょうか。
まだ先へ先へと向かっていく松本零士氏が、この新潟市での「松本零士の世界展」開催に向けて描かれた水彩画に、こんな一言が記されていました。
時間は夢を裏切らない
夢も時間を裏切ってはならない
ゆっくりと一日を楽しめた日曜日でした。