- 前田 英継
82歳のアプリ開発者
今日、たまたまネットでこんな記事を見かけました。
「82歳の開発者、Appleに招待される。」
米国時間の6月5日から開催されるAppleの世界開発者会議「WWDC2017」に、日本の若宮正子さんという82歳の女性が招待されたそうです。
通常、WWDCには1,500ドルの参加費が掛かるそうですが、開発者の裾野を広げるためにAppleはその参加費を免除するスカラシップ(奨学金)プログラムを用意し、毎年100人以上の開発者を招待しているそうです。
今年の招待者では10歳のオーストラリアの招待者が最年少で、日本の高校生なども含まれています。そんな中で若宮さんもWWDCに招待され、記事によれば世界中の注目を集めたとのこと。
若宮さんはiOS向けのアプリ「hinadan」というゲームを開発されました。
「hinadan」は雛壇に飾る五人囃子などを正しく配置するゲームです。(この時点で私には正解する自信がありません・・・4回目で何とか正解できました!!)

若宮さんがこのゲームを開発した動機は、これからスマートフォンを学ぼうとするシニア世代が若者に勝てるゲームがないと思ったから。
そこでシニア世代のスマホ操作に配慮しながら、若者に勝てる、そして若者とコミュニケーションを取ることができるゲームを造ろうと思ったのだそうです。
「hinadan」はスワイプを使用せず、タップのみで操作することができるのですが、こんな所もシニア世代だからこそ理解できるポイントですね。
そして記事を読んでいて驚いたのですが、若宮さんはAppleのアプリ向け開発言語であるSwiftを今年になってから学び始め、約5か月でこの「hinadan」というアプリを完成させたというのです。
さらに自身の理解はまだまだだからこれからも勉強を続けて、アプリ開発を進めていきたいと話されています。
負けていられませんね。人間はその気持ちがあれば何時でも何処でも学ぶことができるし、人生の最後の瞬間まで進化し続けることができる訳ですね。若宮さんから勇気をもらったと思います。
考えてみればシニア世代でもホームページを持ちたい、作りたいとなった時にやはりWixはとても優れたツールだと思います。
町のパソコン教室に通う延長線上で、ホームページを作れるようになりますからね。そんなシニア世代の方からも、ホームページに関して是非お気軽にお問い合わせいただけたらと思います。