- 前田 英継
Wix Codeが登場しました
先日、WixがWix Codeという新しいツールを発表しました。
HTMLやCSSの知識なしに、誰でも簡単にホームページを制作できるというのがWixの最大のウリです。
それと同時に、HTMLを編集することができないことによる「限界」もあります。
このWix Codeは、そんなWixの限界を突き破ることができるツールなのかもしれません。
Wix Codeの紹介動画です。
Wixの公式ブログによると、
「WixCodeを使えば、Web制作におけるあらゆる制限を取り除き、これまでの Wixエディタでは実現できなかった、高度なWebアプリケーションを自由に作ることができます。
Wix Codeを利用することで、データやWix内のコンポーネントの動作のカスタマイズを目的としたWebアプリケーションを自由に作ることができます。
具体的には、動的ページの作成、サイト訪問者の情報収集、データベースの情報抽出、訪問者の行動に沿ったインタラクティブなサイト作成、Wixと外部APIの連動、など様々なことが簡単にできるようになります。
しかも、Wix OS内のツールであるため、インフラ環境の構築や維持については、これまで通り何も心配する必要はありません。
“革新と創造を生み出すツールを提供できるよう、日々努力と研鑽を重ねています。
Wix Codeは、整ったインフラ環境の中、より自由で柔軟性の高いプラットフォームをユーザーに提供する目的で開発されました。
Wix Codeを使うことで、ユーザー自身が自分に合った新たなソリューションを生み出すことができます。”
Avishai Abrahami (共同創設者兼CEO)」 (ここまでWix公式ブログより引用)
例えば「問い合わせフォーム」でも、既存のフォームアプリではなくオリジナルに設計されたフォームを用意することも可能になるでしょう。
また、Wixストアでも外部の決済システムと連携させることにより、余計なページ遷移なくショッピングを完結させることができるのではないかと思います。
重要なのは、Wix Codeの使用は全くの任意であるという点です。
当然今まで通りのWixエディターをそのまま使い続けることもできます。
現状ではベータ版のみの提供となっていますので、なるべく早めに私もWix Codeを使ってみて、その様子をこのブログでお伝えできればと思います。