- 前田 英継
ホームページを持つ理由
今年の残すところ、あと2週間弱。
毎年のことですが、あっという間の一年でした。
お客様皆様にはこの一年、大変お世話になりました。来年も全力でサポートさせていただきますので、今後とも何卒、宜しくお願い申し上げます。
さて、先日あるお客様と今後のホームページの運営に関してのお話しをさせていただいておりました。
その中でお客様から出た言葉に、私自身大変考えさせられる点があったのでここで書こうと思います。
そのお客様はお寿司屋さんを経営しておられます。
ホームページを持たれて1年程。
ホームページの公開直後からホームページ経由で注文があったり、来店があったりと、お客様の当初の予想を超えるホームページへの反応でした。
また、業態から言っても一般的に若いお客様が集まりにくい面があるのですが、ホームページをご覧いただいた若いお客様がお子様の誕生日に是非美味しいお寿司を食べさせてあげたいからと、電話で予算面の相談をしてくれるということもあったそうです。
ホームページを見ることによって、実際にお店を覗かなくてもお店の様子・雰囲気を知ることができる訳ですから、初めていらっしゃるお客様にとっては安心感につながりますよね。
当初、ホームページを持つ目的として私が考えていた要素を少しずつ達成できているので、制作者である私自身、とても嬉しく思えました。
その後、地元情報誌の取材を受け、お店のランチメニューがその雑誌で紹介されたりもしました。そんなこんなでお店はかなり忙しい状態。ご夫婦でお店を切り盛りされており、忙しさのあまり、ランチ営業を休まなければいけない場面も出てきました。
当然その休みに関して、店頭でもホームページ場でもお知らせをしていく訳ですが、その打ち合わせを奥様と行なっていた時のこと。
お店のホームページをご覧になるお客様へ、どうやって休みを伝えるかという部分で私と意見が分かれました。
簡単に言えば、
・私はホームページを見た人に、わかりやすく、かつ正確に何時ランチが休みなのか書きたい。
・奥様はランチが休みなだけで、夜は通常に営業するのだから休みとは書きたくない。
というものでした。
打ち合わせの結果、奥様も納得して私の意見を採用していただきました。
お店の都合だけではなくて、お客様の都合を考えなきゃダメだよね・・・という理由で。
このブログのタイトルに「ホームページを持つ理由」と書きました。
ホームページを見ていただくことにより集客数が上がり、結果売り上げが上がる。この目標は当たり前ですね。最終的な目標はここですから。
その最終的な目標を達成するために、お客様目線でも物事を考える。
おそらくここが欠けてしまうと、どんなに苦労して作ったホームページでも最終的な目標にはつながりにくくなるんですよね。
そして、ホームページを作っていく過程でお客様目線での思考を意識することにより、ホームページだけではなく、チラシ1枚、POP1枚にもその思考が反映される。その逆もまた然りですね。チラシ1枚、POP1枚からホームページを考える。
それまでホームページを持っていなかった方が、小さな費用でホームページを持つことにより新たな視点を持つことができたなら・・・
それだけでホームページを持つ意味があると言えるのではないでしょうか。

ホームページ・・・持とうかな・・・という方。
是非、問い合わせだけでもお気軽にどうぞ。 ほん和か Web-Designs。