- 前田 英継
iPhoneカメラの進化
当然ですが、ホームページで使用する写真の品質は非常に重要ですね。
「自分で思ったように制作することができる。」というのが、Wixの一番の売りである訳ですから、ホームページで使用する写真に関してもプロのカメラマンに依頼をするというのではなくて、自分自身で用意することができたら・・・もちろんコスト削減につながる訳ですが、それだけではなくて制作の自由度も上がりますよね。
でもカメラ持ってないし・・・とか、知識がないし・・・という声もよく聞きます。
でも最近では、スマホのカメラの能力がとても上がっています。
観光スポットに行っても、もちろん一眼レフで撮影している写真好きな人々も多くいますが、スマホで撮影している人の数が圧倒的に多いですよね。
日本国内のスマホ情勢で言えば、圧倒的にiPhoneが多いですね。
勝手ながら私自身も使用しているのがiPhoneということもあり、iPhone7(plus)でのカメラの進化について触れてみたいと思います。
⑴iPhone6までの800万画素から、1,200万画素とアップしています。またLEDフラッシュに関してはiPhone7ではクアッドLEDと呼ばれる四つのLEDを使用した明るいものに変わっています。
⑵光学手ブレ補正を搭載し、遅いシャッタースピードでの撮影にも対応しました。
⑶明るいレンズになりました。iPhone6SでのF2.2からF1.8に進化。F値とは「絞り値」のことです。この値が大きいとレンズを通過する光を絞ることになり、値が小さいと光を絞らないということになります。つまり、F値が小さい程、「明るいレンズ」ということになります。F2.2とF1.8ではF値が1.22倍になっていますが、明るさはF値の差の二乗に比例しますからiPhone7のレンズは、6Sのそれに加えて約1.5倍の明るさを持っていることになります。手振れ補正による遅めのシャッタースピードが可能という部分と合わせて、夜間など暗い環境での撮影能力にかなりの差が出るものと思われます。
⑷デュアルカメラ搭載(iPhone7plusのみ)。広角と望遠、二つのレンズを搭載しています。これによりポートレートモードで例えば人物を撮影した場合、人物にピントを合わせ背景はボカすという、一眼レフのような撮影法を実現することができます。いわゆる被写界深度を浅くしてピントがあう幅を狭めてあげるという撮影法ですね。これは効果が大きくて、ピントが合っている部分をはっきりと強調してあげることができます。
これだけの能力を持っているカメラであれば、かなり綺麗な写真が撮れそうですね。
さらに、撮影後、アプリを利用して写真をさらにブラッシュアップしてはいかがでしょうか?
今日オススメするのは次の2つのアプリです。
⑴Camera+、Camera+Free

これは簡単に言うと、iPhoneのカメラにデジタル一眼レフで用いるような露出やシャッタースピード、撮影モードなど様々な設定を加えることができるアプリです。
Camera+Freeという無料版もあるのですが、機能の差と有料版でも360円という点を考えると有料版をオススメします。
AppStoreではこちらから→Camera+、Camera+Free
なお、Google Playでも同名のアプリが存在するのですが、制作者名が異なっており、またレビューでの評価にも否定的なものが多く見受けられます。また私自身の手許にAndroid端末がなく、その中身を知ることができないという状況もありますのでAndroid向けに関しては紹介を控えさせていただきます。
⑵Color Pop
こちらは元々の写真データを自動的にモノクロ化し、さらに特定の部分だけに着色をすることができるというアプリです。最近、インスタグラムでもよく使用されていますね。

実際に使ってみると、こんな感じになります。

元々の写真がこちらになります。
画面左側の作品の赤い部分にだけ色をつけてみます。

するとこんな感じなります。使い方によっては結構いい写真ができると思います。
こちらのアプリにも無料版と有料版があり、無料版には右下にあるようなロゴが入ります。ただし、これは写真をリサイズすることがで消すことはできますね。
AppStoreではこちらから→Color Pop for iOS
Google Playではこちらから→Color Pop for Android
ちょっとした手間と工夫で自分なりの気に入った写真を用意することができますね。これもホームページを自分で制作するという楽しみにつながるのではないでしょうか?
皆様も是非お試しください!!